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国立環境科学院が提供する有毒物の分類表示サポートシステム 2013-03-20

国立環境科学院はGHSによる有毒物分類表示制度の施行(2013年7月)により、本格的に関連企業のサポートを開始

有毒物GHSサポートシステムでは、混合物総7100余種の分類表示情報、ラベル作成法を4ヶ国語でサービス

 


有毒物を含有した製品を取り扱う企業が簡単に混合物の分類表示が自らできるようサポートするウェブサイトが設けられた。

環境部と国立環境科学院では、2013年の7月1日から全面的に施行されるGHSによる有毒物分類表示制度に備え、‘有毒物GHSサポートシステム’を拡大・改編し、19日からサービスを開始した。

※ GHS(Globally Harmonized System of chemical classification and labeling): 化学物質の有害性と深刻性を絵表示と有害・危険文句などを化学製品に表示する国連が定めた国際基準
※ 有毒物GHSサポートシステム: http://ncis.nier.go.kr/ghs


この度のサイト改編は、混合物に対する有毒物分類表示制度が施行されることによる。有毒物のうち単一物質の分類制度は2011年7月1日に適用された。

改編されたシステムでは、総7,100余種の混合物に関する分類・表示検索の活用、信号語、有害・危険文句と予防措置文句などが公開される。
これと共に、希釈して流通する有毒物の含量別情報と表示事項を提供して分類。表示結果を簡単に確認できるようシステムを整えた。


また、この度の改編により、企業で取り扱う混合物製品も、韓国語だけでなく英語や中国語、日本語など輸出国の言語を選択してラベルを作成することができる。
システムを通じて容器や包装のサイズと形により、色んな規格のラベルも作成することができ、編集・活用できるようにドキュメントファイルで変換する機能も提供するので、活用度が高くなるだろうと期待している。


一方、環境部と国立環境科学院では、企業が自ら分類・表示できるよう単一物質の含量による‘有毒物の分類・表示ラベル作成マニュアル’と‘混合物分類・表示マニュアル’を提供している。
本マニュアルは有害化学物質管理法により、企業が必ず遵守すべき表示事項のラベル作成及び付着方法などを説明しており、分類表示の項目別例示をもとに、分かりやすく製作された。
本マニュアルはサポートシステムサイトでダウンロードすることができる。


環境部と国立環境科学院の関係者は “今年の7月1日から本格的に施行されるGHSによる有毒物分類表示制度がいち早く定着できるように説明会の開催やホームページでの案内などを通じて、有毒物分類表示施行による企業の負担を最小化できるように努力する予定”だと述べた。


原文リンク: 環境部サイト

 

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