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これからは化学物質情報をスマホで確認! 2012-12-05

これからは化学物質情報をスマホで確認!

化学物質情報システム(NCIS)モバイルウェブサービスに拡大
リアルタイムで情報を提供するシステムを構築し、需要者のアクセシビリティ及び便宜性を強化
スマートフォン利用者3千万名という時代に合わせて国民との情報疎通の強化を期待

 

環境部長官(長官 ユ・ヨンスク)と国立環境科学院(院長 パク・ソクスン、以下 ‘科学院’)は、ホームページでしか確認できなかった今までの化学物質情報システム(National Chemicals Information System, 以下 ‘NCIS’)をモバイルウェブ(http://ncis.nier.go.kr/m)でも確認できるサービスを実施することを4日、明らかにした。
 

NCIS(http://ncis.nier.go.kr)は、国内既存化学物質など4万4千余種の化学物質目録及び有害性情報、有害化学物質管理法など、化学物質関連法令などを提供し、年平均30万名がアクセスする韓国の代表的化学物質情報システムである。
2005年からパソコン基盤のホームーページで、対国民サービスを提供しており、化学物質情報に対する需要者のアクセスビリティと便宜性を強化し、スマートフォン利用者数が3千万名に上る時代的流れに合わせて、モバイルウェブサイトでの情報提供サービスを拡大して実施することになった。
 

新たに提供するNCISモバイルウェブサービスは、より多くの国民と関連の産業体などで、時空間の制約なく化学物質の情報を検索できるよう、スマート機器に最適化されたサービスを提供することが目的である。
このために、環境部と科学院は別途の最適化されたモバイルウェブページを立ち上げることにより、パソコンで提供するコンテンツをモバイルで利用する際に発生するデータ速度低下及び画面が切れるなど不具合を改善した。

これと共に、主な法的情報である有毒物、観察物質、取扱制限/禁止物質、事故対備物質を確認できる物質番号と韓国語・英語の物質名、CAS番号、規制含量情報と告示された日付をモバイルでも確認できるようになった。
※ CAS(Chemical Abstract Service):米国化学会で化学物質に付与した固有番号


また、環境部と科学院はパソコン基盤のホームーページも、メインページのメニューに有害性審査、有毒物分類・表示、化学物質排出量を追加し、頻繁に利用されるメインメニューをより見やすくするなど、サイトを便利に利用できるようリニューアルした。
特に、有害性審査ホームページは、メニューだけでなくデザイン及び全ての内容をNCISと統合し、有毒物分類・表示及び化学物質排出量ホームページは、メニューを統合してシステムを連携させた。


国立環境科学院の関係者は “今後も、NCISに産業体の意見を積極的に反映させ、色んなコンテンツと情報を拡大提供する予定”であると述べ、“特に、今後は化学物質情報提供のモバイルアプリケーションを開発するなど、より多くのユーザーに最高のサービスを提供する予定”であることを明らかにした。


原文リンク

 

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