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化学物質情報統合システム(NCIS)を改編! 化学物質情報を正確かつ簡単に確認できる 2012-05-09


化学物質情報統合システム(NCIS)を改編! 化学物質情報を正確かつ簡単に確認できる

 

◇ 化学物質情報統合システム(NCIS)を改編、国民及び企業への情報提供を拡大
 - 韓国語での化学物質検索機能を追加したほか、規制情報などを更新


◇ 人及び環境に対する有毒物の毒性関連情報を改正
 - 政有毒物470余種のGHS情報及び既存資料の更新

 

環境部と国立環境科学院は、より多くの国民と企業などに正確で簡単に化学物質情報を確認できるよう、化学物質情報統合システム(NCIS: National Chemicals Information System)を新しく改善したと9日(水)発表した。化学物質情報統合システムは、国内で流通されているか流通されていた4万4千余種の化学物質、有害化学物質管理法など、化学物質関連規定及び有害性情報などを提供していたシステムである。2005年よりホームページ(http://ncis.nier.go.kr)を立ち上げ国民に対するサービスを行っており、2011年に引続き2012年にも国内外の規制強化の動きに対し、先制対応するための改善作業を行っていた。
 

2012年に改善された部分は、一般の国民が必要とする化学物質有害情報を拡大して提供し、企業には化学物質管理など、法的に遵守すべき情報を改善して提供することにフォーカスを当てた。まずは、国内で流通される主な化学物質(1,000余種)に対する韓国語名及び類似名を追加収録し、簡単に化学物質関連情報を検索できるようにした。また、最近改定告示された(2011.6.)有毒物の分類表示情報を提供して新しいシステムに合わせた最新情報を確認できるようにした。一般の国民が化学物質に対する有害性情報を簡単に確認できるよう、有毒物情報要約書(470種)を改善して情報を提供するほか、国内使用、製造など多量に取扱われる有害化学物質(415種)に対する地域別、物質別、業種別、排出移動情報などを改正した。化学物質関連ニュース、有毒物など規制物質情報及び有害性審査完了後に告示される情報なども改正し、不便なく利用できるように取り計らった。
 

 また、環境部と国立環境科学院は、今後、化学物質情報統合システムで提供する情報以外にも、有害性審査、有毒物GHS支援システム、化学物質排出移動量情報システムなど色んなコンテンツと情報を拡大させる計画である。特に、ユーザビリティの向上を図った機能を追加することにより、より多くのユーザが関連情報を簡単に利用できるようにする方針である。また、有毒物情報要約書の拡大提供、化学物質安全カード改善、携帯検索システムの構築はもちろん、内分泌系障害物質やナノ物質に対するホームページもリンクして、より正確に、より多くの情報を提供する予定である。

 
原文リンク

 
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